
ヤギ王国再興へ
県は県産やぎの自給率向上と消費拡大を目的に、ヤギの飼養試験や
肉質・機能成分の本格的調査に乗り出すそうです。
改良・生産・流通体制の整備に取り組むのは初めてで、県畜産研究
センターなどを中心に「おきなわ山羊総合利用調査事業」として体系
を整え、2009年度から「振興活性化事業」として生産拡大を図る方針
だそうだ。県内の「ヒージャー文化」再興、新しいブランドの誕生に向けて
期待が高まっています。

県畜産課によると、ヤギは飼料高騰の影響を直接的に受ける
他の畜産と異なり、県内の未利用資源(雑草)で飼養できる。
妊娠期間は150日で、280日かかる牛に比べて生産性も高い。
担当者は「少スペースでも飼育でき、コストパフォーマンスは高い」
と説明。牛や豚などより飼養管理も比較的容易で、兼業や新規
就農が見込めるとし、ヤギ産業の活性化だけでなく耕作放棄地
の解消、地産地消推進にもつながると期待されています。
県産ヤギは長年、全国シェア50%以上を占める。しかし、飼養
頭数は2000年の1万4419頭が06年には32%減の9890頭
となり、近年は減少傾向が続いています。
独特なにおいで若年層などヤギ肉離れが進むといわれている
一方で、県内のヤギ肉消費量は年間200?前後で推移。
輸入量も年々増加し、県内消費量の約8割はオーストラリアなど
外国産に依存している状況です。ヤギ料理を扱う飲食店も多数
あり、県畜産課は一定の需要を見込んでいます。
本年度の調査では、飼料効率や発育性の飼養試験、肉質、
乳質の分析、副産物調査などを実施し、生産振興に向けた
方向性を探るそうです。
山羊乳につても少しお話いたします。 ヤギのミルクは人間の母乳に近いといわれ、アトピーなどによる乳性アレルギーを 引き起こしにくく、低脂肪高タンパク質というすばらしい成分をもっています。 また、体脂肪を燃やす中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)を含んでおり、近年、ダイエット に効果があるのではないかと注目されています。 ヤギ肉やミルク・ヨーグルト・チーズといった乳製品が全国的に広まれば 沖縄が「ヤギ王国」と呼ばれる日もそう遠くはなさそうです。





















