
2008年6月19日 15:42
沖縄スパ旅行に睡眠改善効果
琉球大学の荒川雅志准教授(健康保養科学)らの研究グループが
「沖縄でスパ旅行を経験すれば、睡眠がより深くなる」との実験結果
を6月18日に発表した。
荒川准教授によると、こうしたスパの効果を学術的に研究した例は
海外でも数例しかなく、国内では初めてという。

首都圏在住の30〜50代の女性22人の協力を得て、このうち無作為に選んだ12人が
3月に5日間沖縄に滞在し、沖縄本島北部のルゾートホテルでマッサージ、トリートメント
などのプログラムを体験。残り10人は比較のため、首都圏で通常通りの生活を送った。
全員が腕時計型の睡眠測定装置を装着、旅行期間とその前後各1週間ずつ、計19日間
連続で睡眠と覚醒の状態を記録し検証した。
その結果、沖縄スパ滞在組の中途覚醒(ほんの少しの物音で目が覚める、ごく浅い睡眠)
は旅行前の平均25.0分から16.1分に36%減少した。
在京組の同時期の中途覚醒は19.5分から16.0分と減少率は18%にとどまった。
また、熟睡の程度を表す睡眠効率(100%で完全な熟睡)も、在京組が96.4%から
96.9%とほぼ横ばいだったのに対し、沖縄スパ滞在組は94.7%から96.6%と約2%
増えた。
これに反映して、体調や疲れの度合い、寝つきのよさなどの感覚も沖縄スパ滞在組は
改善したという。
実験では血中のインズリンや乳酸濃度などさまざまな生化学データも収集しており研究
グループは分析をさらに進めて医学的効果を多面的に検証する。
荒川准教授は「沖縄での保養効果を初めて科学的に証明できたのではないか」とはなした。





















